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フェイスブックとSEO : 一覧

SNSとSEO|SNS運用における実際の2大パターン

フェイスブックやツイッターなどのSNS。
WEBをビジネスで活用する上でSNSは重要だと多くの方が認識していますが、
意外とSNSの活用・運用の仕方で悩んでいる方は少なくありません。

今日は、そんな方に向けて、SNSの基本的な運用方法を、
パターンA・パターンBの2パターンに分け紹介したいと思います。

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パターンA:コンバージョンを最終目的とした、自サイトへの還元型、運用集中型のSNS運用

パターンAは、SNSをアップした自社記事のソーシャルでの拡散を狙い、
さらにバックリンクの獲得をするといった流れを作り出す、
最初のトリガー(きっかけ)として活用するパターンであり、
大きな組織や小売り向けというより、組織的には比較的小さめか、
サービス単価が高く専門的な業種や組織に向いている方法論です。

基本的に自社内のコンテンツから発信しますが、拡散起点はSNSであり、
しかし、最終的には自社サイトのコンバージョンを目的としているのも特徴です。
「自社記事 ⇒ SNS ⇒ 自社記事 ⇒ 自社サービスまたは顧客化」の流れを狙った
いわゆる還元型的な運用パターンです。

具体的には以下の2サイトを紹介します。

バズ部

インバウンドマーケティング:バズ部

フェイスブックページのいいね!の数:19,333

こちらバズ部さんは、コンテンツSEOというか、インバウンドマーケティングの超有名サイトです。
高品質な記事をアップし、フェイスブックページをトリガー(きっかけ)にして、
ソーシャルの拡散を狙っています。(いぜんは、はてながトリガーでした)
ちなみに、「SEO対策」というキーワードで1位または2位の人気記事、
SEO対策|検索順位の上位を独占するために私が行っている36の手順
は、ページのいいね!が、1189件という人気コンテンツになっています。

LIG

Web制作   株式会社LIG

フェイスブックページのいいね!の数:20,486

こちらLIGさんは、
結婚のご報告。30年彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由」など
拡散記事でネット界隈に話題を振りまいたり、
従業員である「世界一即戦力な男、菊池良」さんが、ドラマの題材として取り上げられたり、
WEB関連の話題のみではく、様々なネタを取り上げながら、
実は濃い技術的な記事にも定評があり、
広報担当の方などのキャラクター作りなど、
新しいWEBでの広報の方法論を提案しているWEB制作会社さんです。
こちらも「WEB制作」というキーワードでサイトTOPが検索1位となり、
こちらのメディアのアクセスも月間200万アクセスを超えるという事で、
相当な成功を収めていらっしゃいます。

毎月出すアクセスの推移などのデータで、
フェイスブック経由のアクセス数などを発表して頂けるなど、
かなり役立つデータも多いです。

パターンAにおける10の特徴

  1. 基本的にSNS単独で記事の配信をしない
  2. SNS単独の運用担当がいない
  3. 提供しているサービスは、WEB作成とコンサルティングなど、単価が高いサービスである
  4. 自サイト内でフェイスブックページに多くのいいね!を集める構造を取っている
  5. フェイスブックページがソーシャル拡散のトリガーになっている
  6. SNSの目的を自社サイトの集客とコンバージョンにおいている
  7. フェイスブック内などでサービスが完結しない
  8. 検索キーワード意識して記事をアップしている(バズ部)
  9. 自社サイトのメディア化を目指している(LIG)
  10. 検索を意識しているため、自社コンテンツはテキストベースである

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パターンAは基本的に全力で運用しているのは自サイトのみであることで、
リソースが限られた中小企業などに向いている運用パターンです。
なお10で触れていますが、検索を意識するならAのパターンが鉄板だと思います。

パターンB:SNS単独運用型やブランディング型の運用

パターンBは、SNSを広報的な活動の場として利用し、
ブランディングを主な目的とした運用方法です。

この運用方法はSNS単独の担当を置く必要性があったり、
ユーザーとのコミュニケーションを意識する必要があるなど、
比較的大きい企業や小売り的なサービス、飲食関連、
観光関連の業界の企業に良く見られます。

サイト内のサービスのコンバージョンが最終目的ではなく、
リアル店舗への誘導などが目的であるため、
写真や動画などのリッチメディア単体の投稿も多くなります。

ローソン

ロー・ンクルー♪あきこちゃん  akiko_lawson さんはTwitterを使っています
ローソンクルー♪あきこちゃん」が有名です。

ネット上の様々なサービスと手広く連携し、ローソンのキャンペーン告知を行っているイメージキャラクター。
最近はローソン名誉店長の秋月律子とも対談が実現し、あきこロイドちゃんとしてVOCALOID化も果たした。
なお前面デザインはPixiv、中の人はこえ部にて募集決定した模様。

ローソンに至っては、単独の運用とかのレベルではなく、
SNS用のキャラを作り、ほんとに多くのSNSで活動を行っています。
これは、すごい数です。
基本的に商品の紹介などを行っていますが、
ボーカロイド企画や、フェイスブックへの漫画の投稿など、
相当につよいWEBへの情熱を感じる取組です。

無印良品

無印良品
日本で1番ソーシャルをうまく利用している、と言われていた無印良品
基本的には、商品の説明をフェイスブック上で行っていますが、
くらしの良品研究所」などのコンテンツを混ぜて、
無印らしいブランディングの活動をしています。

京都祇園 天ぷら八坂圓堂

京都祇園 天ぷら八坂圓堂
この記事の為に調べている中で知りました。
フェイスブックページのいいね!の数:34,376
全国からファンが集まる!ソーシャル活用が上手い”地方・ローカル”のFacebookページ事例4選 SMMlab
こちらのページのポイントは以下の3つになります。

1:宣伝から入らず、まずはお役立ち情報を提供
最初に食材にまつわる小ネタや説明をしています。
2:基本的に旬ものを紹介するので季節を感じる
季節感のある投稿は一般的に反応率が高いです。写真とあわせて思わず「いいね!」をしたくなりそうです。
3:天ぷらの写真に食欲をそそられる
「食べたい」⇒「行きたい」といった心理的変化につながりそうですね。
写真で目をひき、いきなり宣伝するのではなく、でも最後にはお店の誘導しているあたり、かなり巧いです。

パターンBにおける10の特徴

  1. ブランディングを最重要の目的としている
  2. SNS単独の運用担当者が存在する
  3. 自社サイトへの誘導のない、フェイスブック内完結の記事も多い
  4. 業界的には小売りや飲食業、旅行関連が多い
  5. 自サイト内でフェイスブックページに多くのいいね!を集める構造にはなっていない事も多い
  6. ソーシャルで拡散しやすい写真の投稿を多用する
  7. サービスそのものを紹介するのではなく、周辺情報を提供する記事が多い
  8. 実店舗型のビジネスが多い
  9. SEO的な意識はない
  10. お客様の声のフィードバック記事などユーザーとのコミュニケーションも多い

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いかがでしたでしょうか。

SNSの活用・運用を考える場合には、
上記の様に大きくAのパターンか、Bのパターンかに分かれますが、
その際の判断基準としては、SNSを通して自サイトへのアクセスが欲しいのか、
サービスへのコンバージョンを得たいのか、
それともブランディングを行いたいのか、で運用方法が分かれてきます。

更には、SNSの為に割くことができるリソース、
業種やサービス、企業規模、現状のWEBの活用度合など、
総合的に判断してベストな活用をしていただければと思います。

 

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