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検索アルゴリズム分析 : 一覧

恐怖。1位から2ページ目へ急降下。体験から見る検索アルゴリズム分析

グーグルには年間500を超える新しいアルゴリズムが導入されています。
中には多くのウェブマスターに影響を与えるアルゴリズムもありますし、
そうでないものもあります。

先々月の末から先月にかけて、
当方管理サイトの順位変動と
定点観測しているサイトの順位変動の分析で、
もしかしたら、検索エンジンに導入されたかもしれない、
新しめのアルゴリズム(?)を体感する事象があったのでシェアします。

◆最初に起こった事象◆

・当方管理サイトの順位が大幅に下降した。 ほぼ1日で5位から19位へ。
・定点観測するビッグキーワード1位のサイトの順位が大幅に下降した。 ほぼ1日で1位から12位へ。

◆上記2サイトの共通点◆

・先々月の末から先月の頭にかけてという順位が急降下した時期
・SEO対策の施策が似通っている

◆管理サイトに行った事◆

・当方管理サイトでは、いくつかのワードプレスにてサテライトサイトを作っていた。
 サテライトサイト群は全て違うテーマを採用していたが、
 サーバー移転の為、初期化され同一のテーマに。 
 順位降下の原因の可能性を感じて、再度それぞれに対応したテーマに変更した。

・定点観測サイトは、リンクの減少やサテライトの変更などの変化は観測できなかった。

◆継続的観測◆

・当方管理サイトの順位は回復している。 現在4位。
・定点観測のビッグキーワードサイトは回復していない。 現在10位~11位。

◆上記の流れから考えられるアルゴリズムの仮説◆

・バックリンクを受ける場合、似たCSSからのサイトの大量のリンクは順位の下降要因となり得る。
・ただし、定点観測サイトに関しては、ペナルティの可能性もある。

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「状況の補足説明」

当方のクライアントの方のSEO対策では、基本的にホワイトハット的な施策を薦めているんですが、
業界的な問題、資金や資源的な問題などでホワイトハットなものより
従来的なサテライト型のSEOを選択されるクライアントの方もいますので、
そういった方にはサテライトサイトを使った検索上位化も行っています。
(リスクももちろん説明しています。)
そんなクライアントの方の管理サイトで起こった順位の急激な下降の事象です。
(ちなみに、当方のクライアントさんのサイトはペナルティは受けていません)

サテライトサイトに関しては、オリジナルのテキストで、同業界内の出来事をまとめた記事を作成、
ある程度のサイトの存在価値があるサイトを作成しています。

当方の管理サイトは、地方ですがかなり難しいキーワードにあたるものです。
上位化していた期間は約2ヶ月程度でした。

定点観測しているサイトは、ビッグキーワードで1位を半年間キープし続けていたサイトです。
SEO対策も基本的に同じ施策で、ただ違うのは、定点観測しているサイトは、
サテライトサイトをワードプレスなど使わずに完全自作しているためか、
それぞれのサイトが、パッと見た感じでは違うサイトに見えますが、
CSS的には非常に似通ったサイトであるという事です。

当方では、ちょうどサーバーの移転の問題で、
ゆっくりとサテライトサイトのサーバーを移転しているところでした。
ただ、その移転の際に、ワードプレスのテーマが初期化されて、
すべてのサイトが同一的なCSSサイトとなっている状態でした。

もしかしたら、サテライトサイトの同一的な状況が下降原因かもしれない、
という仮説をたてて、その後2日程度でテーマを以前の様にそれぞれ変更、
つまりCSSがサテライトごとに違う状況となりました。
その後5日程度で順位は回復。現状では下降が始まる前の順位より1つ上がっています。

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今回の事象は、アルゴリズムがあると断定するには分析した規模が小さすぎます。
可能性がある、というところで止めるのがいいとは思います。

今まで似たアルゴリズムとしてはパンダアップデートがあったと思いますが、
それは基本的に自サイトのコンテンツに対しての分析アルゴリズムであったと理解しています。
今回私が体験したのは、コンテンツではなく、CSS、それも、自サイトのものではなく、
サテライトサイトのCSSに関してのアルゴリズム(のようなもの)です。

今回の出来事で実感したのは、
さらにSEO対策は自作自演が難しくなってきている、という事です。

出来るだけホワイトハットな施策で、安全に上位化していきたいのですが、
やはり現実には、お金になる、ビジネスになるキーワードは従来型SEO対策をしているサイトだらけです。

SEOをサービスとして提供する人間としてなかなか抜けられないジレンマに陥っていますが、
クライアントさんの利益を第一に考えて、リスクをコントロールしていくしかないなと、
現実と理想のギャップを痛感した出来事でした。

 

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