ペナルティーを誘発するSEO : 一覧
時代遅れのSEO対策|こんな方法に頼っていませんか?
2013/06/04 | ゼロからのSEO対策の方法論, SEOアドバイザーズ全記事 ペナルティーを誘発するSEO, 意味のないSEO対策, 時代遅れのSEO対策
SEO対策とひと言でいっても、様々な方法論がネット上では流布されています。
外部施策は、既にペナルティーの対象となっている方法論も多く、
内部施策については、どれか一つをしたからと言って、検索上位化は達成できません。
内部的なSEO対策と、外部試作的なSEO対策に分けて、
現在のSEO対策に即して無いと思わる内容を提示していきます。
時代遅れな外部施策型SEO対策編
◆「オリジナルコンテンツのない相互リンクサイトへの登録」
2000年代中ごろのSEOは、リンクの数が全てでした。
何のオリジナルなコンテンツのない相互リンクサイトでも、
リンクを得れるのであれば、それなりに意味がありましたし、
登録を大量にしていくことで上位化も可能でした。
現在では、「ペンギンアップデート」を経て、
そのような相互リンクサイトへの登録はプラスどころかマイナスの意味しか持っていません。
また私の測定では、そのような量を重視した過去のSEO対策により、
ペナルティーは貰わないが、新しく獲得した良質なリンクの評価が著しく落ちる、
といった事象も確認されています。
とくに、yomi-search系の検索エンジンと、相互リンクサイトは、登録することをお勧めできません。
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◆「特定の複数のサイト同士での相互リンク」
当方では、グーグルのルールに則したリンクビルディングの手法として、
「相互リンク」も推奨していますが、ここで危険だと言いたいのは、
「特定の複数のサイト同士での」相互リンクだという事です。
これは、リンクファームとなってしまいます。
「外部リンク:グーグルのリンクプログラムに関する注意」
これは、単に友達同士のブログに限らず、
運営する自サイト同士でも、リンクファームとしてとらえられ、
ペナルティーを受けたという事がありました。
(自社サイトでペナルティーの際は、運会社は同一でしたが、ドメインが全部別でした)
リンクファームでペナルティーを取れらた場合、
トップページが検索エンジンに引っかからなくなるなど、
かなり重いマイナスがあります。気を付けたいところです。
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◆「人気ブログへのコメント欄へのコメントを装ったリンク」
UGCコンテンツや、有名人のブログのコメント欄を使ったスパム的リンク獲得術です。
現在ではコメントスパムを検知するツールや、
コメントが運営者の許可なしには表示されない設定がデフォルトになっていたり、
「no follow」の属性を多くのブログが実装しており、
コメントスパムは減ってきています。
何より、コメント欄のスパムは、された方がかなり不快になるスパムなので、
止めておいた方が賢明です。
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◆「ソーシャルブックマークへの大量登録」
このソーシャルブックマークへの登録も、1つや、2つの登録であれば問題ありません。
ただ、何十個のアカウントなどから、一斉に登録された場合、
ペナルティー対象として捕捉されることがあります。
よく「はてブスパム」という名称で呼ばれる、スパム行為もこれに当たります。
かなり有名なブログもこのスパムを行って、
難易度の高いキーワードで上位化していますが、
勧められる方法論ではありません。
時代遅れな内部施策型SEO対策編
◆「meta keyword」
このメタキーワード、入れてないと不安な方も多いようですが、
私は、不必要である、と思っています。
現在の検索エンジンはこのような小手先の方法論で攻略できないばかりでなく、
ライバルサイトの運営者にどんなキーワードで検索エンジンに対して最適化をしていますよ、
と申告しているようなものなので、できるだけ設定ししない方がいいくらいだと思います。
それよりむしろ、metaなどのヘッダー部分の中では、
タイトルとディスクリプションに力を入れて下さい。
ディスクリプションがページ毎に異なっていると、しっかりと更新をして、
かつコピーコンテンツの少ないオリジナル情報が多いサイトである、
と検索エンジンが認識してくれるのです。
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◆「h1,h2.h3タグをしっかりつける」
これは、基本的に従来の重要度(タグを入れているから上位化できる)はなくなっていすが、
確かに、検索エンジンはしっかりとした階層構造を好む傾向があるようです。
タグをしっかりつける事に集中するのではなく、
あくまでアクセスして来たユーザーが見やすいサイトになっているかが一番重要です。
数百文字の文章をただ載せているサイトより、文章の段落や、
要点などがわかりやすいサイトのほうが、
ユーザーの方にとってもいいサイトであり、そんなサイトを検索エンジンも評価します。
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◆「tittleはキーワードを含める」
キーワードの中にキーワードをそのまま入れている事がありますが、これは逆効果になりつつあります。
検索エンジンはそのサイトを示す最適なキーワードを検索結果のタイトル部分に表示することがあり、
tittleの中にキーワードがそのまま入っている事で、タイトルの自動入れ替え表示を誘発してしまいます。
tittleには地域や業種名を含めて形であくまでtittleはナチュラルにつけて下さい。
そして、キーワードをタイトルにそのまま入れることより、
ページ毎に最適化(一番フィットする)タイトルを入れる事の方が重要です。
数年前までは確かにtittleの中の先頭にキーワードを入れるのが効果的だったと思います。、
ただEMDアップデートと呼ばれるアップデートの前後からかなり効果をなくしてきています。
いわゆるサイトのソースコード(HTML)の上部にある情報がSEO的な重要性が高い、
という事がその根拠だったように思いますが、その効果もかなり落ちました。
むしろプラスの効果より、
タイトルの先頭にキーワードを配置することにより
先に説明した検索結果のタイトル入れ替えも招きかねない、
といったマイナスの効果の方が今は大きいのではないかと考えています。
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◆「とりあえずコンテンツをたくさん書く」
コンテンツは多いに越したことはありませんが、
検索エンジンもユーザーも質を求める時代になっています。
300文字程度で1ページを作成し、
数文字変更しただけのコンテンツを量産しアップロードすると、
「パンダアップデート」に代表されるアルゴリズムにスパムとして補足されてしまいます。
とりあえずコンテンツを量産するのではなく、
どんなキーワードに需要があるのか、
どんな欲求を持ったユーザーをターゲットにするべきなのか、
ライバルサイトはどんなコンテンツを提供しているのか、
などをしっかり調査して、自分たちが提供できる独自のコンテンツも交えて、
質の高い記事をしっかりと書いていくようにしてください。