クロージングを担当するページと集客を担当するページの違い。ユーザーをクロージングするページに長い文章は要らない。
クロージングという言葉は一般的では無いのかもしれませんが、
営業などでは、お客様に様々なプレゼンテーションを行い
最終的に購入や契約を決断させることを
「クロージング」と言っています。
ウェブサイトにも、
クロージングをするページ、
集客をするページ、
追体験をしてもらうページ、
信頼を得るためのページ、
など様々な役割を持ったページが存在します。
例えば、今見ていただいてるこの記事は、
基本的に集客をするページです。
というか、このサイトには、
集客をするページしか、基本的にありません。
このサイトの話は、置いておくとして、
貴方のサイトのページには、どこが集客をするページで、
どこがクロージングをするページなのかがすぐにわかりますか?
そして、意識的にコンテンツをしっかり分けているでしょうか?
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WEBで集客を考える時、例えば、私が集客を考える時、
今書いているように、テキストベースで集客ページを作成します。
それは以下の理由があります。
集客ページをテキストを基本にして作る理由
1、テキストベースで記事を作成することで、検索エンジンから細かなキーワードでの集客を期待できる。
2、自分自身の能力の内、文章でのコンテンツ作成が一番品質の高いコンテンツを作れるから。
3、品質の高いコンテンツを提供することで、さらにソーシャルなどでの拡散を期待できるから。
つまり、記事の作成は、検索からの流入の増加と、
良質なコンテンツを作れる方法論、そして拡散を期待できる方法論として、
テキストを使いコンテンツを作成している、ということです。
もしあなたが文章より写真に自信があったり、動画を取るのが好きである、
という事であれば、得意な方法でコンテンツを作ることがサイトの集客力を強めることにつながるでしょう。
いいコンテンツさえできれば、ユーザー側もコンテンツを消費し、
いいね!やツイートを残し拡散を手伝ってくれます。
クロージングを担当するページに必要な要素
翻って、クロージングをするページの役割は、「ユーザーを顧客化すること」の1点です。
ですので、ユーザーとの関係性や集客性などを考えるより、
どうやって「ユーザーを顧客化するか」に焦点を当てるべきページ、という事です。
しかしなぜこの記事のタイトルにあった、
「長い文章は要らない」という事になるのか?と言うところに疑問を持たれるかもしれません。
現状として、ネット全体の情報量の増加、スマホの普及により、
サイトの滞在時間がどんどん短くなっています。
クロージングをするページであれば、集客するページとは違い役に立つわけでもないので、なおさらです。
サービスを利用するのか、しないのかは5秒で判断される
クロージングを担当するランディングページを作る際、
私は「初めてアクセスしたユーザーに5秒でベネフィット(利点)が伝わるか?」
を最重要のポイントにします。
実際に、3ヶ月間ランディングページとしてPPC広告に出稿していたページを調査したところ、
約2万のモバイルからアクセスの滞在時間の平均が24秒、という事でした。
(PCからはさらに下がっていましたが)
つまり、24秒以内に、「ユーザーを顧客化」しなくてはいけないという事は、
5秒程度で、
そのページに掲載されたサービスがユーザーに、
「どんなもの」で「どんな利点があり」、
「どういう結果をもたらすか」を伝えなくてはいけないという事です。
5秒で上の内容を伝えるには、文章は不向きです。
しっかりと読み込む必要がある文章(テキスト)は、
5秒ではその力を発揮できない可能性が高いのです。
やはりしっかりと練り込まれたイメージ画像や、
動画などの一瞬でも提供できる情報量の多い要素を使う必要があるのです。
もしあなたのサイトのクロージングを担当しているページが、
文章を基本としたものであるなら、
これから更にネットの情報は増え、そういったコンテンツにおける
ユーザーの滞在時間は短くなることが予想されるので、改善が必要かもしれません。
さらに顕著化する状況に対応するためにも、文章より短い時間でより多くの情報を提供できる、
イメージの作成や動画などを、しっかり設置し検証していく必要があるわけです。
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『この記事に関連のある記事一覧』
公開日:
:
最終更新日:2014/01/22
コンテンツSEO, SEOアドバイザーズ全記事 コンテンツ, コンテンツ作成の意識, スマホやモバイルのサイトの滞在時間, テキストコンテンツと動画などのコンテンツの違い, ユーザーを顧客化するページ構成, ランディングページの滞在時間, 集客の為のページとクロージングするページの違い
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