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検索エンジンのペナルティ要因、要因疑い例など40項目|検索順位の突然の下落!の原因判定方法を追記

検索エンジンのペナルティ(手動対応)について、
ウェブマスターツールを通して確認ができるようになるなど、
大きな動きが出てきています。

外部参考リンク
手動対策ビューア: ペナルティ状態をGoogleウェブマスターツールでチェック可能に
外部参考リンク
Googleウェブマスターツール「手動による対策」で「サイト全体の一致」警告を確認

この手動対策ビューアに関しての情報はいろいろ出ていますので、
他のブログや情報サイトにその詳細は任せて、
当方ではペナルティーになる要因や疑い例などを40項目上げて、
少しでもペナルティーの回避にお役に立てればと思います。

また、こちらの記事、
外部参考リンク「新人SEO担当者向け27個の“べし・べからず”リスト」では、
ちょっと違う角度で“べし・べからず”的行為に言及されていますので、
見ておくと役に立つと思いますので、推薦します。

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ペナルティ要因、要因疑い例 不自然リンク・バックリンク(被リンク)

1、独自コンテンツのない相互リンクサイトへの登録
2、特定の複数ドメインでのリンクファームの形成
3、無料ブログからのみの被リンク(大量の場合)
4、ブログフッターからの被リンク
5、リンクアンカーテキストの完全一致キーワード(大量の場合)
6、nofollow属性の無いブックマークへの大量登録
7、同デザインからの大量被リンク
8、短期間での大量被リンク
9、同IPアドレスからの大量被リンク
10、ブログなどのコメント被リンクスパム行為
11、ワードサラダ的ブログからの被リンク
12、まったく関連性の無いサイトからの被リンク
13、アダルト関連サイトからの被リンク
14、深刻なペナルティーを受けているサイトからの被リンク
15、プレスリリースからのnofollow属性が無い被リンク
16、品質の低いディレクトリサイトからの被リンク
17、中小検索エンジン登録(ペナルティーになった場合、外すことが難しい)
18、ボットによる、同一URLを含む機械的なツイッターのつぶやき
19、被リンクの購入、サテライトサイトの購入
20、アクセスカウンターなどのブログ装飾プログラムに含ませた被リンク

プレスリリースからのリンクも、完全一致テキストでのリンクはNGである、
という事になってきています。ベストはnofollow属性を付ける事のようです。
その他、基本的にスパミーな行為が多いですが、短期間でのリンクなど、
時間を軸にしたアルゴリズムの存在もあると思われます。

ペナルティ要因、要因疑い例 コンテンツの品質

21、隠しテキストや隠しリンク
22、クローキング(検索エンジンとアクセスユーザーに別サイトを見せる事)
23、不正なリダイレクト(ページランクを操作しようとすること)
24、過剰な広告の掲載
25、自動生成されたコンテンツ(アプリを使った記事のアップなど)
26、誘導ページ(異なるドメインで大量のドアページの作成をすること)
27、無断で複製されたコンテンツ(最悪訴えられます)
28、他サイトの引用ばかりでオリジナルの内容が無いコンテンツ
29、キーワードの羅列(電話番号、市町村名、都道府県名など)
30、フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、など悪意のある動作を伴うページ
31、ユーザー参加型コンテンツのスパムコメントの放置
32、関連性の無いキーワードの詰め込み
33、フラッシュのみのサイトやトップページ

基本的には、きちんと更新したサイトであれば問題ありませんが、
気を付けたいのは、掲示板や、レビュー機能がある場合。
スパム的投稿が増えて管理されてないと、ペナルティー対象となります。

ペナルティー要因、要因疑い例 その他、発リンク

34、ペナルティを受けた中古ドメインのサテライトサイトとしての利用
35、特定の大手無料ブログ(大規模な複製コンテンツスパム行為があり目を付けられている状況)
36、リンクの入ったアクセスカウンターなどのブログ装飾プログラムの設置
37、コンテンツとの関連性が無いサイトへのリンク
38、品質の低いサイトへのリンク
39、大量の複製コンテンツ、またはそれに準じる内容のコンテンツ
40、ハッキングされたサイト

その他・発リンクサイドの要因は、今まで出てきている要因の、
運営サイド版であったりといったものです。

————

上記の40事項は、確実にアウトなものから、
避けておいた方が無難である、というものまで幅広く書きだしました。
また、不自然リンクの手動対応(ペナルティー)も、
発リンク(コンテンツ)に対してと、被リンクに対しての2通りあります。

バックリンクを増やしたいから、急いでサテライトサイトを増産したりすることも、
放置しすぎで、訪問ユーザー参加型コンテンツがスパムコメントで荒れてしまうことも、
どちらもペナルティー対象です。

つまりは、普通に当たり前に更新して、良いコンテンツを増やしていくこと。
サイトを運営者がしっかりと管理していくこと。
それが検索エンジンに求められているようです。

——8月23日追記——

突然検索順位が下落した場合の原因仕分けの方法を追記します。

1、グーグルにアルゴリズムの改変があったかどうかの確認をする。
◆日本のローカル検索結果の推移を確認する⇒「検索エンジンの順位変動分析 – 晴練雨読
◆世界の検索結果の推移を確認する⇒「MozCast※」
※「Moz Cast」は検索順位の変動を天気予報の様に知らせてくれるサイトです。100℃を超えると比較的大きな変動になります。

上記の2サイトがどちらも大きな変動を示していれば、
グーグルのアルゴリズムが大幅に変動している事を示します。
なので、順位下落はアルゴリズムの大幅な変更によるものです。

2、アルゴリズムに変動が無い場合
◆ウェブマスターツールの「手動対策ビューア」を確認する。

この手動対策ビューアに一部または全体に対して手動対応が取られていれば、
それが原因で順位が下落したものと考えられます。

3、手動対策ビューアに対応情報が無い場合
◆グーグル解析のトラフィックのサマリーで、キーワードの個数を確認する。

キーワードの個数が激減している場合、世界や日本国内では大きな変動を起こしてないものの、
貴方のサイトにダメージを与えるようなアルゴリズムが追加され、
検索順位がロングテール的なキーワード全体において下落したことが考えられます。

◆追加の調査として、ウェブマスターツールの検索クエリも確認し、
表示回数とクリック数が減っていた場合、この状態に該当します。

4、サーバーなどやrobot.txtなどに問題がある場合
◆ウェブマスターツールのメッセージを確認すること。

サーバー要因でパーミッションエラーや、クローラーエラーなどが発生し、
サイトが検索結果に表示されなくなる場合があります。
そういったエラーはウェブマスターツールにメッセージが来ていますので、
メッセージを確認して対処します。
これはペナルティではないので、すぐに回復します。

 

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