*

SEO対策に必要なツールの解説| 最強のサイト被リンク分析ツール「Ahrefs」

SEOを行う上でバックリンクの分析は非常に重要なものです。
現在、3つのリンク分析ツールが有名ですが、その中でも当方が良く使うのは、
Ahrefs」です。

Ahrefsはサイトの被リンク(バックリンク)を確認することが可能なツールです。
通常自サイトのバックリンクを調べるには、
ウェブマスターツールに登録すれば簡単に調べることが可能ですが、
他の競合サイトを調べることが出来ませんので、そういった場合に有効なツールとなります。
本格的に利用するには有料版を利用する必要がありますが、
無料版でも一部の機能を利用することが可能です。

————-

SEOアドバイザーズ.com「Facebookページ」にご参加下さい。
いいね!をして頂くと、更新情報の受け取りが簡単になります。

————-

他にもバックリンクを調べるツールで有名なものが、
Open Site Explorer(オープンサイトエクスプローラー)です。
ただAhrefsとOpen Site Explorer(以後OSE)とは大きな違いが何点かあります。

・Ahrefsは日本語化されている
・1日の無料検索クエリの数(10クエリ)である(OSEは1日3回)
・分析結果にグラフなどがあり視覚的にバックリンクの概要を確認ができる

さらに、当方が私達がOpen Site ExplorerよりむしろAhrefsの方が優れている、
と思っている機能があります。

・期間によって、リンクの増減を確認することができる。
(リンクがいつ、何個貼られたかを確認できる)
・クローラーが非常に高性能で新しいサイトも2週間内でインデックスされる
(新しいサイトがOpen Site Explorerにインデックスされるのは、数ヶ月かかるが、
こちらは数週間でインデックスされていた)
・リンクされたドメインの種類ごとにデータを分けてくれる
(リンクされた.edu.govなど特定のオーソリティサイトをすぐに確認できる)

このように私達が一押しなリンク分析ツールの「Ahrefs」について、
この記事ではツールの登録方法から利用開始について解説します。

Ahrefs
(画像をクリックすると大きく表示されます)

ユーザー登録方法

サイト右上の「REGISTER FREE ACCOUNT !」から登録画面へ。

ここでユーザー名やメールアドレス、パスワードなどを入力します。

新規登録画面 Ahrefs

次にプランの選択です。

プラン選択   Ahrefs
各項目について
・SITE EXPLORER & BACKLINK CHECKER(バックリンクのチェック表示数)
・BACKLINK REPORT(バックリンクレポート)
・RAW BACKLINKS EXPORTS(バックリンクデータのエクスポート)
・SEO REPORTS(SEOレポート)
・SOCIAL METRICS(ソーシャルからのリンク)

登録されたメールアドレスに本登録のメールが届きます。

メールから本登録する ahrefs

利用するための準備はこれで完了です。

使い方

調べたいドメインを入力

先ほどのTOP画面より、分析したいドメインを入力します。
分析が完了すると項目ごとに結果が表示されます。

バックリンク数やリンク推移など

分析結果  バックリンク数や推移 Ahrefs
『この分析結果からわかるところ』
・バックリンク数(ドメイン、IP等)
・バックリンクの増減
・バンクリンクの推移

調査サイトへリンクが貼られたサイトの数をグラフの形式で表示してくれます。
リンクの増減を視覚的に確認することで、どのようなリンク的なSEO対策を行ったかを確認できます。

トップレベルドメイン分布

分析結果  トップレベルドメイン分布 Ahrefs
『分析結果からわかるところ』
・ドメインの分布
・リンク元サイトのの国

リンクされたドメインの地域分布がわかります。
仮にライバルサイトが中古ドメインを活用したものである場合、
この機能で丸裸にできるはずです。

アンカーテキスト分析

分析結果  アンカーテキスト分布 Ahrefs
『分析結果からわかるところ』
・アンカーテキストの分布
・アンカーテキストの割合

アンカーテキストの比重を視覚的に確認できます。
リンクテキストの内容で、ライバルサイトが、
どんなキーワードを狙っているのかを類推することも可能です。

——–

このように「Ahrefs」は、データを視覚化し仕分けしてくれるので視覚的に分かり易く、
かつ日を追ってのリンクの増減の確認が可能であることなど、
OSEにはない機能が多く、競合のSEO対策の分析や自社のリンクの分析に
非常に有効なツールです。貴方のSEO対策に活用してみて下さい。

 

SEOアドバイザーズ.com「Facebookページ」にご参加下さい。
いいね!をして頂くと、更新情報の受け取りが簡単になります。

関連記事

レッドカード

検索エンジンのペナルティ要因、要因疑い例など40項目|検索順位の突然の下落!の原因判定方法を追記

検索エンジンのペナルティ(手動対応)について、 ウェブマスターツールを通して確認ができるようになる

記事を読む

twitter_facebook

ツイッターとフェイスブックのソーシャル拡散する記事や内容の属性の違い

「拡散しやすい(シェアされる)記事ってどんな記事なの?」 というご質問をクライアントさんからよく頂

記事を読む

no image

SEO・WEB戦略コンサルティングの実際例

当方でのコンサルティングで提案した実際に提案した内容を、 クライアント様の業種に分けて掲載いたしま

記事を読む

ドメインの取り方

ドメイン名の決め方。グーグルのページ内要素の重要度順位の予想など

当サイトのフェイスブックページです。よろしければ、いいね!お願いします。 ---- SE

記事を読む

コンテンツSEOのメリットとデメリットの天秤

良い事ばかりではない!コンテンツSEOの「4つのメリット」と「3つのデメリット」

良質なコンテンツを作成し、検索エンジンからの流入数を増やす。 簡単に言えば、 「コンテンツSEO

記事を読む

no image

ユーザー層に見る、グーグルとヤフーの違い

この記事のデータは若干古いデータを含んでいます。 まず、2011年、宣伝会議のアドタイさんの記

記事を読む

nayami

WEBでのビジネス展開におけるSEO対策の優先順位と欠点

このサイトはSEO対策を中心にした情報を掲載しております。 そんなサイトだからこそ、SEO対策の欠

記事を読む

サイト(ホームページ作成)のフロー

顧客満足最大化のために、サイト作成時に私が行う18項目のフロー。

ネットが当たり前になった昨今、 「ホームページを作ります」 というビジネスには、なんの付加価値も

記事を読む

SEO対策のルール

「リンク型SEO対策⇒コンテンツSEO」の変化は、ルール変更に伴う変化。ルールを知らなければ、戦う事も出来ない。

コンテンツSEO、コンテンツSEOと、 コンテンツを活用したSEOについてブログ記事を更新していま

記事を読む

検索順位の急降下

恐怖。1位から2ページ目へ急降下。体験から見る検索アルゴリズム分析

グーグルには年間500を超える新しいアルゴリズムが導入されています。 中には多くのウェブマスターに

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

SEOとSNS
SNSとSEO|SNS運用における実際の2大パターン

フェイスブックやツイッターなどのSNS。 WEBをビジネスで活用する

kakusan
ジャンル別、拡散した記事のタイトル20個から見えてくる【バズるタイトル】の特徴など

あなたが運営するサイトのコンテンツは、 どんなジャンルで、どんなソー

SNSとリンク
SNSとリンクの獲得|検索結果に影響するリンクの整理。

SEMリサーチより Google「Twitter や Faceb

settoku
クロージングを担当するページと集客を担当するページの違い。ユーザーをクロージングするページに長い文章は要らない。

クロージングという言葉は一般的では無いのかもしれませんが、 営業など

文章技術
教えたくない、と思うほど役に立つ文章技術「ギャップ法」|コンテンツSEO(マーケティング)ノウハウ

私は、コンテンツSEOを行うに当たり、 文章を書く技術は非常に大事で

→もっと見る

  • いいね!で更新情報の受取りが簡単になります。

PAGE TOP ↑