検索アルゴリズムの変化 : 一覧
グーグルページランク更新停止中。ページランクがなくなって困る事の個人的なまとめ
2013/10/04 | 検索エンジンマーケティング研究, SEOアドバイザーズBLOG グーグルの検索アルゴリズム, グーグルページランク更新停止中, ページランクがなくなって困る事, 検索アルゴリズムの変化
ブログの更新がだいぶ止まってしました。
ここ1-2月、アルゴリズムの変化かかと思われる変動が、当方の関連サイトで起こっており、
それについての解析や、対処方法に時間を取られておりました。
しばらくしたらその結果も出て、またシェアできる情報をアップできるかと思います。
今日は、「グーグルページランク」についてです。
グーグルページランクは最高をページランク10として、各サイト、各ページをランク付けしています。
グーグルの数百を超える検索ランキング指標のうちの一つですが、
ランクというわかりやすく数値化し、かつ、誰でも見ることができるた指標ですので、
昔からSEOを考えるときに、特にバックリンクを考える際の指標となっていました。
さて、その「グーグルページランク」は2013年の2月より更新されていない状況です。
外部リンク:Googleページランクおよびバックリンク更新の履歴
こちらの晴練雨読さんの記事でもわかるとおり、2012年は定期的にページランクが更新されていましたが、
今年は、2月以降更新されていません。
つまり現在のページランクは2月時点のランクであり、半年以上前の情報であるという事が言えます。
この状況をみて、ページランクの更新をグーグルが止めたのでは?なんていう記事も
WEB戦略ラウンドナップさんがアップされていました。
外部リンク:GoogleのPageRankはついに死んだのか?そしてSEOの競合調査はどう行うべきか
ページランクは、特に検索順位に関連しているわけでもなく、
個人的にあったらあったで使い道がある、程度のものですが、
無くなったら、こういうところが困るな、という事を、備忘録な程度にまとめてみます。
ただ、この備忘録はちょっとブラックハットで、かなり個人的な感じです。
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グーグルページランクが停止になって困る事
◆中古ドメインの収集・取得の際のサイトの重要指標がなくなる◆
中古ドメインは、偽装の無い高ページランクが業者オークションで高く取引されています。
ここでいう偽装というのは転送などつかったページランク偽装なのですが、
その説明は割愛します。ただ、ページランクは中古ドメインの取得の際の指標としては結構今でも重要視されています。
◆ドメインがペナルティを受けたかどうかを外部から確認できなくなる◆
サイト(ドメイン)が何らかのペナルティを受けるとグーグルのページランクは下降します。
もちろん、自分自身がもつサイトであれば、
ページランクを見なくてもウェブマスターツールで確認できますが、
例えば競合サイトが変な動きをしている際に、それがアルゴリズムによるものか、
何かしらのペナルティによるものかを判断するための指標にはなったかと思います。
更新が停止中の現在では、とあるサイトのバックリンクを調査した際に、
グーグルページランク3であるものの、
インデックス削除を受けているサイトも確認できました。
ペラ1で、内容も薄いサテライトサイトだったので、
インデックス削除されて当然なのかもしれないですが、
インデックス削除というけっこうきつめのペナルティ状態にもかかわらず、
ページランクは3だったわけです。
すでに指標としての意味を成してない状況です。
◆なんとなくうれしかったページランクの上昇がなくなる◆
これは、ほんとにどうでもいいことですが、やっぱりわかりやすい数字の指標という事で、
運営サイトのページランクが上がるのはうれしいものです。
たとえば、このSEOアドバイザーズもドメイン取得が5月、運用は7月末からということで、
最新の更新以降のサイトなので、ページランクは付与されていません。
現状のリンク数とかを考えると、まぁ、いってページランク2程度かな、とか思っていますが、
それでも、なんとなく思った以上のランクになるとうれしいものですが、
その機会も無くなるかもしれない、ということですね。ちょっとさびしいです。
と、ページランクについては、こんな感じで、
実際なくなっても困りはしないかな、という程度ですが、
慣れ親しんだものがなくなっていくという寂しさ、を感じるこの頃です。