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グーグルの検索アルゴリズム : 一覧

グーグルページランク更新停止中。ページランクがなくなって困る事の個人的なまとめ

ブログの更新がだいぶ止まってしました。
ここ1-2月、アルゴリズムの変化かかと思われる変動が、当方の関連サイトで起こっており、
それについての解析や、対処方法に時間を取られておりました。
しばらくしたらその結果も出て、またシェアできる情報をアップできるかと思います。

今日は、「グーグルページランク」についてです。

グーグルページランクは最高をページランク10として、各サイト、各ページをランク付けしています。

グーグルの数百を超える検索ランキング指標のうちの一つですが、
ランクというわかりやすく数値化し、かつ、誰でも見ることができるた指標ですので、
昔からSEOを考えるときに、特にバックリンクを考える際の指標となっていました。

さて、その「グーグルページランク」は2013年の2月より更新されていない状況です。

外部リンク:Googleページランクおよびバックリンク更新の履歴

こちらの晴練雨読さんの記事でもわかるとおり、2012年は定期的にページランクが更新されていましたが、
今年は、2月以降更新されていません。
つまり現在のページランクは2月時点のランクであり、半年以上前の情報であるという事が言えます。

この状況をみて、ページランクの更新をグーグルが止めたのでは?なんていう記事も
WEB戦略ラウンドナップさんがアップされていました。

外部リンク:GoogleのPageRankはついに死んだのか?そしてSEOの競合調査はどう行うべきか

ページランクは、特に検索順位に関連しているわけでもなく、
個人的にあったらあったで使い道がある、程度のものですが、
無くなったら、こういうところが困るな、という事を、備忘録な程度にまとめてみます。
ただ、この備忘録はちょっとブラックハットで、かなり個人的な感じです。

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グーグルページランクが停止になって困る事

◆中古ドメインの収集・取得の際のサイトの重要指標がなくなる◆
中古ドメインは、偽装の無い高ページランクが業者オークションで高く取引されています。
ここでいう偽装というのは転送などつかったページランク偽装なのですが、
その説明は割愛します。ただ、ページランクは中古ドメインの取得の際の指標としては結構今でも重要視されています。

◆ドメインがペナルティを受けたかどうかを外部から確認できなくなる◆
サイト(ドメイン)が何らかのペナルティを受けるとグーグルのページランクは下降します。
もちろん、自分自身がもつサイトであれば、
ページランクを見なくてもウェブマスターツールで確認できますが、
例えば競合サイトが変な動きをしている際に、それがアルゴリズムによるものか、
何かしらのペナルティによるものかを判断するための指標にはなったかと思います。
更新が停止中の現在では、とあるサイトのバックリンクを調査した際に、
グーグルページランク3であるものの、
インデックス削除を受けているサイトも確認できました。
ペラ1で、内容も薄いサテライトサイトだったので、
インデックス削除されて当然なのかもしれないですが、
インデックス削除というけっこうきつめのペナルティ状態にもかかわらず、
ページランクは3だったわけです。
すでに指標としての意味を成してない状況です。

◆なんとなくうれしかったページランクの上昇がなくなる◆
これは、ほんとにどうでもいいことですが、やっぱりわかりやすい数字の指標という事で、
運営サイトのページランクが上がるのはうれしいものです。
たとえば、このSEOアドバイザーズもドメイン取得が5月、運用は7月末からということで、
最新の更新以降のサイトなので、ページランクは付与されていません。
現状のリンク数とかを考えると、まぁ、いってページランク2程度かな、とか思っていますが、
それでも、なんとなく思った以上のランクになるとうれしいものですが、
その機会も無くなるかもしれない、ということですね。ちょっとさびしいです。

と、ページランクについては、こんな感じで、
実際なくなっても困りはしないかな、という程度ですが、
慣れ親しんだものがなくなっていくという寂しさ、を感じるこの頃です。

 

検索順位は何によって決まり、どうしたら上位化できるのか?

◆Googleが教えてくれる検索での上位化方法

SEOはある意味、検索順位との戦いです。
でも意外と、検索エンジンがどのように検索順位を決めているかについて
検索エンジンであるグーグル自身がアナウンスしている事を取り上げているサイトは少ないように感じます。

この記事では検索順位が何によって決まるのかを、グーグルの公式アナウンスから、
事実をできるだけありのままに(当方の注釈もはいりますが)検討していきます。
まず検索エンジン(グーグル)の検索順位についての考え方を確認してみます。

◆「外部リンク:サイトの検索順位が上がらない(googleウェブマスターサポートページ)

- リンク先ページの概要 -
検索結果は検索インデックス(グーグルがネット上から取得した情報)から取得され、
検索インデックスは、ウェブ上にコンテンツが追加または変更されるたびに更新されます。
コンテンツの変更やGoogle のランキングアルゴリズムの更新により、
検索結果でのURLの掲載順位が変動したり、場合によっては掲載されなくなったりする可能性があります。

- 当方の解説 -
自サイトのコンテンツの変更が順位に関係している、という事をグーグルはアナウンスしています。
さらにここで出てきた「ランキングアルゴリズム」が、
検索エンジンの順位を決めているものです。
では、この「ランキングアルゴリズム」についてグーグルの解説を探してみましょう。

◆「外部リンク:優れたコンテンツを作成する(googleウェブマスターサポートページ)

- リンク先ページの概要 -
サイトを成功させるための重要な要素は、
Googleのランキングアルゴリズムやランキング要素の心配をすることではなく、
他のサイトから自然とリンクが集まるようなコンテンツを作成し、
ユーザーエクスペリエンスをできるだけ高めることに集中することです。

- 当方の解説 -
なるほど。ランキングアルゴリズムの解説としては間接的ですが、
グーグルとしては、良いコンテンツを作れば、それが自然にリンクを集め、
そして、検索結果上昇に役立ちます、という事を述べています。
(グーグルの言う良いコンテンツは「外部リンク:Google と相性の良いサイト」に説明がありますが、かなり抽象的です)
ただ、ランキングアルゴリズムをとおして、
何をどう評価しているのか?を知りたいのがやはり人情。
それを「外部リンク:Googleの基本|検索結果の表示(googleウェブマスターサポートページ)」の項から、抽出してみます。

◆「外部リンク:Googleの基本|検索結果の表示(googleウェブマスターサポートページ)

- リンク先ページの概要 -
ユーザーが検索すると、関連性が高いと判断された検索結果が返されます。
特定のページの関連性は、PageRank など 200 を超える要素によって決まります。
PageRank とは、ページの重要度を他のページからのリンクに基づいて測定した値です。

つまり、別のサイトからの個々のリンクがサイトの PageRank に寄与するということです。
リンクはすべて同等に扱われるわけではありません。
コンテンツの品質に基づいて作成されるリンクが最も重視されます。

- 当方の解説 -
200を越えるランキングアルゴリズムの指標があることがわかります。
そしてその中心または重要な要素としてページランク(PageRank)というものが存在し、
それはリンクにより決定されるという事がわかります。

当方の経験や他サイトの情報によると、リンク以外にも更新頻度、表示スピード、
ソーシャルでの言及や、サイテーション(参照情報)など、
さまざまな指標が用いられていると思われます。

しかし、グーグルではない私たちが計測・認識できる指標は、
主にリンクであり、検索の上位化には質の高いリンク、
これが何より重要だという事です。
そして、その質の高いリンクを得る方法論として、
質の高いサイトとコンテンツが必要だという事です。

 

◆まとめ◆
検索エンジンは質の高いリンクを評価している。
(※それ以外にも200を超える評価の指標が存在するが明らかにはされていない)
つまり質の高いコンテンツを作成し、それをできるだけ多くの人に伝え、
リンクを通してコンテンツを評価してもらう。それがグーグルが推奨するSEOの王道。

ペンギンアップデートとは

ペンギンアップデート

まず、現在の検索エンジンのアルゴリズムを語るうえで外せないキーワードは、
「ペンギンアップデート」だと思います。
先月の22と23日にもアルゴリズムが更新され(ペンギン2.0と呼ばれる更新です)、
ヤフーニュースにも取り上げられるなど、大きな話題をさらいました。

有名なグーグルのアルゴリズムにペンギンとパンダがいます。
どちらも、かわいい名前の割になかなかの剛腕であり、白と黒のコントラストな動物でもあります。
この白黒の色合いは、SEOなどでいわれることの多い、ホワイトハットとブラックハットの象徴です。
ペンギンアップデートパンダアップデートは、
サイトの運営者を白と黒に判別するべく放った、グーグルによるスパム摘発のアルゴリズムです。

itomakihitodeさんより

ペンギンアップデートとは、Googleが検索結果スパムや
Googleのガイドラインに違反して故意に順位上昇させようとしているサイトの
排除を目的とした新しいアルゴリズムのことです。
最新のペンギンアップデート2.0は、
2013年5月22日に実施されアメリカの全検索クエリのおよそ2.3%に影響を与えています。
ペンギンアップデートは、2012年4月24日に初めてリリースされ、
英語環境では検索クエリの3%に影響がでたなど、大きな影響を与えました・・・

2012年に最初の4月から8月初めにかけては、本当に大きな激震の時期でした。

この「ペンギンアップデート」開始から8月にかけては怒涛のペナルティーラッシュと順位変動ラッシュでした。

2012年7月の検索順位変動率表
検索エンジンの順位変動分析   Google   100位までの分析   2012年7月   晴練雨読

検索エンジンの順位変動分析を行っている「晴練雨読」さんより。
ちなみに、下が先月2013年5月の検索順位変動率表。 唯一赤い日が、ペンギン2.0が発動した日です。

検索エンジンの順位変動分析   Google   100位までの分析   2013年5月   晴練雨読

通常この上記表の左側は短期間の順位変動率を示しているので、
普通は黒いんですが、2012年の7月はすごく赤いですね。
2012年の7月は、最大で1日の変動率が42となっているので、
上位100サイト中42サイトが入れ替わる大変動が起こった日も確認できます。

赤くなっている数字が、変動率30を超えている事を示しています。
色合いからも、その数字からも、その変動率のすさまじさがお分かり頂けるかと思います。

 

ペンギンアップデートへの対応

ペンギンアップデートにつかまった場合、またはつかまっている場合はどうしたらいいのか。
まずは、この記事をお読みください。
SEOブログとして一番有名であろう鈴木さんの記事です。
2段構成の自作自演リンクでペンギンアップデートからのリカバリに成功

非常に簡単に言えば、リンクのリンクを設置することで、リカバリーが出来た、という事らしいのですが、
正直、真偽が非常に疑わしい情報でもあります。まず、ソースが匿名であることで、
ペンギンにほんとに捕まったのか確証が持てないという事もあります。

リンクに関する順位降下(ペナルティー)は大まかに2つとおりがあり、
一つはアルゴリズムにより、自動的な順位降下、
もう一つはグーグルの内部のスタッフによる、手動の対応です。

手動の順位降下は、期限があることが確認されており、
また、グーグルのマットカッツ氏もそれを認めています。

なので、鈴木さんの記事にあったことが主導対応による順位降下の回復なのか、
それとも自動アルゴリズムにより降下からの回復なのか。

ペンギン関連(リンクによる)ペナルティーは、
ペナルティーの内容により対応が分かれてくるというところも、
個人的には、かなり大事なポイントだと考えています。

・手動ペナルティーへの対応
・自動アルゴリズムに対しての対応

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