URLの情報は、ページの最重要な情報 : 一覧
ドメイン名の決め方。グーグルのページ内要素の重要度順位の予想など
2013/08/07 | ゼロからのSEO対策の方法論, 検索エンジンを使った集客法など, 検索エンジンマーケティング研究, SEOアドバイザーズBLOG, SEOアドバイザーズ全記事 キーワード出現率は意味がない, ドメイン名の決め方, 中古ドメインを意識して使う必要性, 日本語ドメインの取得, 検索エンジンのサイト認識要素, 類語、共起語の豊富にする, URLの情報は、ページの最重要な情報
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SEO Imagination!さんのブログで、
「SEOとドメイン名の関係について」という記事がアップされておりまして、
私なりのドメインの決め方と、ページ内の要素について、
ここで記事化しておきたいと思います。
◆サイトの指針別ドメイン名の決め方◆
◇まえもってブランド名、会社名、その他固有名詞がある場合
この場合、ドメイン名を決めるのは簡単です。
これからのブランディングも考えて、しっかりと自分の会社名や、
ブランド名そのままのドメインを取得して、サイトを運営・育成していっていただければ、
それがベストだと思います。
◇運営のテーマ・方向性はあるが、固有名詞がない場合、
または会社内の特定サービスサイトの場合など
多くの自営業者、中小企業のサイト、アフェリエイターさんのサイト作成の場合は、
こちらの固有名詞が無い場合に入ると思います。
この場合、なるべくテーマキーワードを内包したドメイン※を取得しましょう。
それも、英語で構いません。昨今、日本語ドメインの完全一致ドメインが流行っているのですが、
グーグルは、英語でも日本語でも、しっかり意味を認識してくれています。
※例えば、保険に関するサイトなら「Insurance」、読書に関するサイトなら「book」を含むなど。
たとえば、「アイフォン」と検索した場合、この画像の様に「iphone」が検索結果で強調されています。
例えば「ギャラクシー」でも、「GALAXY」が強調されています。
このように、英語やアルファベットで十分にグーグルは理解し、
日本語での検索結果に表示してくれます。
これと、前の記事(検索順位の決まり方の要素の一覧)で紹介した、
一部一致ドメインの優位性が現在も影響を受けているという事や、
日本語ドメインは、スパム的使用の増加で排他される可能性がある事、
などから、英語を使用し、サイトのテーマを内包した、
比較的短いドメインの取得を推奨しています。
私自身、この推奨する方法でのドメインの取得で、ある程度上位化や
SEO集客にアドバンテージがあると、感じています。
なお、メインのサイトに中古ドメインを意識して使う必要性はありません。
アドバンテージもないですし、どちらかと言えばデメリットの方が多いと思っています。
◆グーグルのサイト内要素の優先順位予想など◆
サイトはドメインを始め、いろいろな要素で構成されています。
サイトを複数のページの集合体で見た時は、最も大事な要素は内部リンクだと思います。
ただ、個別の1つのページの中で何をどんな順番でグーグルは重要視しているのか、
それを自分なりに予想してみたいと思います。
※なお、この要素については、押さえたから上位化できる、という事ではありません。
上位化要素は「検索順位の決まり方の要素の一覧」に書いてあるものだと個人的には考えます。
その受け皿としてのサイトページの要素についての考察です。
予想1:キーワード出現率は、気にしていない
数年前まで5%程度が最善だと言われていたキーワード出現率ですが、
正直、今はそれほどページ内の要素として重要視されていないと思います。
それより、語彙の豊富さ、類語、共起語の出現率を強く意識していそうです。
外部リンク時によく聞く、「関連性があるサイト」とは、
キーワードだけではなく、類語、共起語の豊富さではかられていると思われるからです。
予想2:グーグルはHTMLで見た時に、上にある(先に表示される)要素を重要視している。
これは、タイトルやディスクリプションを含むmetaの要素が、
検索結果の上位化と相関関係があった事、ユーザー視点を考えれば、
まず上にテーマや、結論が来るべきで、そういうサイトが上位化されることが、
ユーザー体験にとっても良い事になる、といった当理由からです。
逆に最下部の要素であるフッターや、サイドバーなど、
サイドワイドリンクがペナルティーになりやすい等、
HTML構造上、下に行けばいくほど、そこに表示されている内容やリンクは、
サイト内においては、重要ではないキーワードや要素として扱われている可能性があります。
予想3:URLの情報は、ページの最重要な情報として扱われている
先ほどドメインの決め方でも書きましたが、ドメインを含むURLの情報は、
HTML構造の中には入っていませんが、そのページの最重要な情報として取り扱われいる、
私はそう考えています。
グーグルはアメリカでまず先行的に検索の改良を進めます。
英語は1バイト言語であり、URLの中にページのテーマを含める事が可能です。
そのような状況の中で、URLには自然とページのテーマを端的に表現する言葉が入り、
それを要素としてグーグルは重要視するようになった、そう考えます。
※ちなみに、世界で1番SEOに成功しているサイトの1つであろう、amazon.comは、
作品名、作者名などを含んだURLに多くのページが正規化されています。
amazon.co.jpでも確認できます
参照外部リンク:http://www.amazon.com/dp/125001445X/
参照外部リンク:http://www.amazon.co.jp/dp/482224816X/
(ソースの3700~3900行目に正規化記述あります)
数年前まで2バイト言語である日本語はURLにキーワード入れることができませんでした。
(入れる方法はあったのかもしれませんが、私は知りませんでした)
現在では日本語ドメインや、ワードプレスであれば、パーマリンク設定で、
下層のURLも日本語化でき、URLにキーワードを入れることができます。
またその様に日本語化しなくても、上記で触れたように英語でもグーグルは意味を認識して、
URLに含めたキーワードを読み取って、上記画像の様に検索結果表示時に
キーワードとして強調してくれます。
URLに注目しながら、いろんなサイト観察すると、
有名サイトでは、すでに結構URLにキーワードを入れることが、
当たり前のように設定されています。
あと、注目すべきは、グーグルのマットカッツ氏のブログも、
タイトルがURL化されています。
外部リンク:マットカッツ氏のブログ
これも、URLにキーワード含むのが有用だという事を示唆しているように感じます。
◆本日のまとめ◆
検索エンジンは、ページ個別の要素を、HTMLで見たときに上から順に重要度が高く捉えている可能性がある。
また、URLの情報もページ内の情報の中の最優先的情報として捉えている可能性がある。
ページ作成時には、キーワード出現率を気にするのではなく、類語や共起語を意識して、
語彙の豊富な文章を書く。また、重要なキーワードやテーマはなるべく、
タイトルやディスクリプションなどHTMLで上に表記されるところに書く。