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WEBは、どんな業界においても活かし方がある|飲食業やリアル店舗の変わったWEBの活かし方

food

 

昨日、3店舗を運営されている飲食店のオーナーさんに、
打ち合わせの為の最初のアポイント電話を頂きました。
カンタンにいえば、サービス申込みいただいた感じです。

 

先日書いた、「担当案件から分析するSEO対策が不要な業種1「飲食関連業種」」で、
飲食店には、SEO対策はいらない、とまで書きましたが、
昨日の打ち合わせでその認識は改められました。

 

そのオーナーさんのお店は居酒屋系のところですので、
今でも集客や直接的な売り上げUPのためのSEO対策は不要だと思っています。
正直、ぐるナビをしっかり使い込んだ方がいいとすら思います。

 

『補足情報:飲食店やリアル店舗が活用するべき無料ウェブ広告』

グーグルマップに登録
グーグルでローカル検索をおこなった際に出てくる地図に、ローカルな店舗情報が掲載されているので、そこに登録。無料です。

ヤフーロコ
上記のヤフー版の様な物。ヤフー検索に差し込まれる。また簡単なHPのように編集も可能。無料です。

Hotfrog
これは大手ではないものの、ある程度のSEO的な力を持つサイト。検索に細かなキーワードがヒットしやすい。無料です。

食べログ
無料で勝手に登録されてしまうが、店舗運営者の場合、情報を編集できます。無料です。

ネイバーまとめ
例えば、店舗地域の情報をまとめて、その中に店舗の情報も掲載するなどで、露出することもできます。ステマに注意。無料です。

 

ちょっと、補足情報で内容がずれましたが、
昨日のオーナーさんからいただいた話の大筋はこういったものです。

 

・店舗を今から増やす上で、熱意のある人員の確保が急務であること
・求人に募集をかけても人が集まらない現状があること
・今回作成するサイトの目的は、6割は人材確保、4割はお客さん用であること

といった内容でした。

 

正直、「SEO対策は集客のためにある」と、固定観念を持っていた自分としては、
膝をうって、「なるほど!そうですね!確かに、人の確保のためのサイト運営もありですね!」
と答えました。

 

今まで、他のクライアントさんの場合でも、
一番難しいのは、伝統的なリアル店舗業種のネットの活用法です。
美容室しかり、飲食しかり、病院・歯科医院しかり。
こういった情報は、ネット上で検索しなくてはわからない情報ではない ため、
どうしても、ネットを活用した集客は難しくなります。
都会部ではなく、口コミが主流の地方であれば、それは一段と顕著です。

 

今回のお話は、そんな今まで難しかったリアル店舗のウェブの活用で、
正直目からウロコのお話でした。そのオーナーさん曰く、
「いい人が入り、キーパーソンにさえ育てば、その店舗はうまくいく」
という事でした。これは、多くの飲食店オーナーさんの想い、悩みではないでしょうか。

 

飲食業界は定着率が低くく、離職率が高い。それは半ば常識となっているようです。
多くの求人誌に、ほんとうにたくさんの飲食店の募集広告が載ってます。
ただ、どの店舗も、同じような内容と、数行の個性をアピールするキャッチフレーズ。
熱意のある人員を募集したくても、他の店舗との差別化は難しいのが実情です。

 

今回のお仕事は、当方では珍しいサイトの作成からスタートですが、
基本方針としては、お店のファンを増やす事、
「こんなお店で働いてみたい!」
そんな人を増やせるようなサイトを作る事が目標です。

 

飲食に限らず、リアル店舗の場合、
人員の確保が難しい、という事をよく耳にします。

 

今回のお話で、サイトは売り上げを作るだけではなく、
お店のファンを作り、そしてそのファンの中から熱意ある人材
(お店のコンセプトを理解し同調してくれる人材)
を獲得する。そんな導線を作っていきたいと思います。

 

◆本日のまとめ◆
リアル店舗において、サイトは売り上げや集客を挙げる為だけの存在ではない。
サイトを通して「ここで働きたい!」と思ってくれるファンを作り、
独自に人材を確保するための新しい導線となりえる。

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